パパログ

子育てや仕事に追われながらも、毎日を楽しく過ごしています。そんな子供とパパの成長の記録(ログ)を残す日記ブログです。

リンゴが長持ちして、他の野菜が傷まないようにする保存方法

 

 

ついつい冷蔵庫に入れっぱなしにして、傷ませてしまうリンゴを簡単な方法で、びっくりするぐらい長持ちさせることが出来ます。
 私は、リンゴが大好きで周りにも言っている為に、リンゴをもらうことがよくあります。そして、いつの間にか気づかずに腐らせてしまうことがあります。早く食べれば済む話なのですが、少しでも傷まずおいしいまま置いておく方法はないものか?そんな思いで調べてみました。

 

・リンゴをそのまま冷蔵庫に入れるとどうなる?


 冷蔵庫にそのままリンゴを入れている人は、多いのではないでしょうか?私自身もその一人です。しかし、本当はその方法、良くありません。

空気中の酸素をリンゴが吸って、どんどんと傷んでいきます(腐っていきます)。また、リンゴからはエチレンガスがでます。

エチレンガスは果物の成熟を促します。その為、未熟の果物には良いですが、すでに完熟の果物の成熟を促すということは腐らせていくことになります。
つまり、冷蔵庫にリンゴをそのまま入れると、リンゴだけでなく他の果物や野菜の痛む速度が速まってしまうのです。

 

・リンゴそのままでどのくらい保存できるの?


 リンゴは、涼しいところにおいておけば、1か月ほどは大丈夫といわれています。比較的腐りにくい果物であるといえると思います。

しかし、品種にもよって違います。早生種といわれる『きおう』や『つがる』等は、あまり長くは保存できません。晩生種といわれる『ふじ』『王林』は長く保存ができます。

 

・切ったリンゴが茶色くなるのは?

 余談ですが、切ったリンゴがしばらくすると茶色くなってことがありますよね。あれはリンゴに含まれるポリフェノールポリフェノール酸化酵素が反応して起きる現象です。まぁ、要は酸化しているわけです。

よく知られている方法では、塩水につける方法があります。塩水につけることにより、酸化酵素の働きを抑制するため酸化を遅らせることが出来ます。しかし、塩水よりさらにいいものがあります。

それは、何とはちみつです。数十秒ほど、はちみつに漬けるだけで、なんと24時間も酸化を防ぐことができたという話を聞きました。

興味のある方は、一度試してみてください。塩水よりも味を損なわないところも良いですね。


・リンゴの長持ちする保存方法


 ながらく、お待たせしました。ここからが保存方法です。ポイントは2つあります。
まず一つ目は、酸化を防ぐため、酸素とあまり触れないようにします。そのためには、サランラップが1番です。

サランラップは非常にすぐれもので、他のビニール類の何倍も酸素を通しません。サランラップで包むと大幅に酸化を防げます。
2つ目は、ヘタ(枝とつながってた部分)を下向きに保存します。

収穫された後も植物は呼吸をしています。それが、酸化に繋がります。その呼吸の8割はヘタから行われます。なので、ヘタを下にすることにより、少しでも呼吸を抑えることが出来ます。
もったいぶったわりに、これだけ?!と思ったのでは?

本当に、これだけです。簡単でしょ?

これだけで、リンゴが長い間、新鮮な状態を保つことが出来ます。ちなみに我が家でのリンゴの保存方法の例を載せておきます。良ければ参考にしてください。

 

①リンゴをラップで包む。

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②ビニール袋に入れて、口をねじる。

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③ビニール袋の口を結ぶ。

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④冷蔵庫にヘタを下にして入れる。

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お役に立てましたでしょうか?とっても簡単なので、是非やってみてください。