パパログ

子育てや仕事に追われながらも、毎日を楽しく過ごしています。そんな子供とパパの成長の記録(ログ)を残す日記ブログです。

子供を”愛しく”感じるためにすること

ついこの間、娘とケンカしたお話をしましたが、子供がどうしても嫌でたまらなくなる時があります。

 

原因は、私の未熟さにあると思っていますが、そんな時は何よりも子供を愛しい、可愛いという気持ちを思い出すことが1番大切です。しかし、いつの間にやら忘れていた初心を思い出すのはとても大変です。

 

そんな時、私はいつも『尾木ママの叱らない子育て論』という本を読んでいます。この本は、私が子供が生まれるときに勉強のために買った本です。初めて読んだときは、尾木ママの考えたに感動して泣いてしまいました。

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それから、子育てで壁にぶつかるたびに読み直しています。読むたびに、「あっ、最近これしていない。」「忘れていた。」と思うことがあり、初心を思い出させてくれます。

 

この本は、私の子育てのバイブルとなっているわけですが、今回6回目の読み返しをして思ったことを3つだけ書きます。私個人の感想ですので、必ずしも著者がそう考えているかということではありません。

 

その1、言うことを聞いてくれない時こそ理由を真剣に考える

最近では特に、子供が言うことを聞いてくれないときに、子供に原因があるのではなく、自分が子供に甘えていないか、子供の自発性をつぶしそうになっていないか考えるように気を付けています。

 

素直に聞いてくれない時、尾木ママの本で学んだ魔法の言葉「どうしたの?」と聞いてみると、驚くような答えが返ってくることが多いです。例えば、「パパに嫌われたかと思って、仲直りしたかったの。」や「〇〇(弟の名前)にお菓子をあげようと思ったの」「みんなで一緒にご飯食べたかったの」などです。

 

怒っている場面の前に、なにかしらその行動をした理由があったり、誰かを思いやっての行動だったりします。しかし、親からするとその怒っている場面だけではわかり得ない事です。子供に理由を尋ねて、納得できることがあります。

 

厄介なのは、何日も前に親が言ったことを覚えていて、良かれと思ってしてくれている時もあります。本当に、子供は親を見ているし、記憶力も天才的です。

 

子供の考えを聞かずに、ただ叱る。注意する。では、子供も納得できるわけありませんよね。私たちだって理由も聞かずに、一方的に怒られたら、嫌な気持ちにしかならず。何もしないでおこうと、自発性を失ってしまいますよね。

 

これを、多くの親が知らず知らずにやってしまっていることは、本当に怖いことです。そして、自分はしつけをしていると思い込んでいるのですから。

 

その2、子供を愛することが何よりの教育

当たり前のことと思われるかもしれませんが、これが意外と難しい。親とて人間、完璧ではありません。気分が落ち込むこともありますし、誰とも話したくない時だってあります。

 

しかし、育児に休みはありません。なので、どんなにしんどい時でも必要なことはしなければいけません。ですので、自身をコントロールして、そんな日も何とか乗り切ることが大切になってきます。

 

乗り切るというのは、いつも通りにするということではなく。今日は、無理。いつもと違うと言っていいと思います。しかし、子供に向けて絶対に言ってはいけない言葉はあると思います。

 

どんなに、苦しいときも辛い時も子供を産んだことを否定してはいけないし、存在を否定してはいけないし、バカにしてはいけないと思います。

 

私は、子供たちと出会えたことが幸せだし、子供たちを愛している・認めている、子供を素晴らしいと思っているということを子供に伝え続けなくてはいけない。というより、それが子供にしてやれる教育と考えています。

 

常に実践し続けるのは、意外と大変です。自分の良くない気持ちが抑えられなくなってきたら、この本を読みます。それが、私のセルフコントロール術で、読むと気持ちが軽くなり、素直になれて、子供たちをとても愛しく、今すぐに抱きしめたい気持ちになります。

 

そんな、方法を持つことが大事です。

 

その3、子供は親に愛されたいだけ。

この本を読んで以来、すっかり尾木ママのファンになりましたが、尾木ママの素晴らしいところは、常に子供の気持ちを考えているところです。

 

けっして、親だから正しい。偉いなんてことはなくて、逆にいうと親だから〇〇しなきゃと構える必要なんてないんです。子供と楽しく暮らしていけばいいのだと思わせてくれました。

 

そして、子供はみんなパパやママが大好きだということ。子供の目線というのは、「パパ(ママ)と一緒に遊びたいな。」「これをしたら、パパ(ママ)が喜んでくれる」という風に、ただただ親に愛されたいだけなんです。

 

だから、口で憎まれ口をたたいていようとも、本当は抱きしめてもらいたくて愛されたくて、どうしていいかわからなくなっているだけなんです。そんな時は、ただただ、愛してあげればいいんです。

 

どんな状況であれ、子供が欲しているのや物やお金じゃなく、親の愛なんだと常に肝に銘じています。

 

 

最後に

よく子供が1歳で、親も親として1歳なんていう風に言われますが、子供の成長はとても速いです。子供の成長についていけるように、親も勉強する必要があると思います。幸いにも、今は教育関連の本や情報が世にはあふれています。

 

どれが正しいというわけではないですが、なんとなくで出来るほど子育てって簡単じゃないです。日々、子供を観察するのが大事ですが、本やネットで知識を得たり、一人の人間として知見を広げることは、きっと子育てに役立つはずです。

 

私たち親も、子供に負けないくらい親の勉強が必要なんではないでしょうか?