子供はみんな天才
前回にひき続き、書籍から学んだことをお伝えしたいと思います。
今回は、今読んでいる『金持ち父さんの子供はみんな天才』という本です。
この本では、子供たちがこれからの世の中で経済的に不自由せずに、自身の才能を発揮して、豊かな人生を送るために、親に何ができるのかということが書かれています。
この本と出合ったのは、子供に紙芝居を読み聞かせするために、図書館に行った際に、何気なく立ち寄った教育関連の本棚にありました。手に取り読み始めたら、非常に興味深く、子供に幸せになってほしいと願う親がすべきことが、具体的に書かれています。さらにその理由も書かれており、教育だけにとどまらず親自身の勉強にもなります。
そんな素晴らしい書籍から学んだ子育てに大事な3つの事をお伝えします。
1.子供はみんな天才
2.子供の才能は親が守る
3.『お金』の考え方を変える
1.子供はみんな天才
本のタイトルにもある通り、子供はみんな天才が基本的な考え方です。
しかし、天才といっても色々な才能がありますよね。文章を書いたり、絵をかいたり、人の気持ちを察したり、走るのが早かったりと多種多様です。子供が持っている才能は、1つではないし、必ずしも学校の勉強やテストで測れるものだけではありません。
しかし、現在の日本の教育課程では、小学校入学とともに算数や国語、理科、社会、英語などのテスト結果のみを重視します。そして、中学、高校、大学と受験があり、今あげた科目で優秀な成績を取れる子供は称賛されますが、それ以外の大多数の子供は、平凡、普通と格付けされるでしょう。
しかし、あくまでそれは学校の勉強科目で点数が取れなかっただけです。それ以外で、驚異的な才能を発揮するかもしれません。
そのような可能性を秘めているのに、教育課程で子供たちは学ぶのです。「自分は天才ではない」「自分は将来成功できない。」「自分には大した才能がない。」と。また、親も同様の事を子供に対して思ってしまうのです。
たった一つの評価基準のみで、子供の多様な才能を評価しようとして、子供や親に誤った認識をさせてしまう。これは本当にもったいない。しかし、これが現状です。
幼児期には、子供本来が持つ学習能力や好奇心、挑戦心といったものすごい才能をどの親も目の当たりにしているはずです。私の子供も寝返りも出来なかったような状態からわずか10か月で歩き出し、言葉もどこで覚えたのか勝手に話出すようになりました。
今も文字を書きたい、絵を描きたい、お外で遊びたい、自転車乗ってみよ、なぜ夜は真っ暗なの?、違う!しまじろうは赤ちゃんを可愛いって言ってるの等、凄まじい好奇心や想像力、学習意欲を発揮しています。
私は、子供のこの才能がつぶされないように守りたいと強く思っています。そして、あなたも子供の才能を守ってあげたいはずです。
2.子供の才能は親が守る
そして、子供の才能を守れるのは、親しかいません。逆に言えば、親は子供の才能を簡単につぶしてしまう可能性があるとも言えます。
子供は成長の過程で、必ずつまずくことがありますそして自分自身を疑うのです。「自分にはできないんじゃないのか」「自分は人よりも劣っているのではないか」と。そんな時、子供になんて言葉をかけますか?
そんな時に、親がしなければいけない事は「私はお前が才能があると信じている」「お前は、誰にも負けない才能を持っている」「みんな違う才能を持っているだけで、決して誰かに劣っているわけではない。」と教えてあげることです。
そして、親は常に自分の子どもは天才だと信じて、子供の才能を見つける手伝いをしてあげることです。子供は、自分が興味を持ったことで才能を発揮することが多いとこの本で書かれています。
あなたの子どもは、何に興味がありますか。もしかしたら、将来にその分野ですごい才能を発揮するかもしれませんよ。すべての子供が自分の才能を発揮出来たら、素晴らしい世の中になることでしょう。
3.『お金』の考え方を変える
・あなたは、何のために働いていますか?
・今持っているお金では買えない値段のものをどうやって買いますか?
この2つの問いにこの本は答えてくれます。
まず、お金持ちになれない人の回答をあげてみます。今までの私です。
・私は、生活するお金を得るために働いています。たくさんの給料が欲しいです。
・働いたお金を貯めて買います。しかし、給料が多くないので、あまりにも高額なものは一生かかってもかえないと思います。
私と同じように考えている人は多いと思います。しかし、お金持ちになる人はそもそも考え方が違います。
お金持ちになる人の考えがこちらです。
・私は、資産を築くために働いています。資産を築くのが目的なので、給料が少なくてもかまいません。
・欲しいもの買うために、どうやったらお金が得られるかを考えます。買えないなんて思いません。不動産や株式など、どの人にもお金を得る方法はいくらでもあります。あとは、挑戦するかしないかです。
この違いが、わかりますか?
お金がないという人はお金を稼ぐために働き、お金持ちは資産を得るために働きます。
その為、給料だけ見れば、経営者などのお金持ちのほうが事業を起こしてすぐなどは従業員よりもうんと低い給料で働いていたりします。
そして、欲しいものが高額で買えない時に、お金がないという人は、「自分には買えない」「一生、縁がないもの」として考えることを放棄します。しかし、お金持ちになる人は、どうすればそれを得られるかと考えるのです。
そうすることにより、脳は柔軟に活発に働きます。そして、結果としてほしいものを得られる方法を考えつくのです。それには、時間も努力も必要でしょうが、最終には目的を達成します。
考える人と考えるのをあきらめた人の差です。なにもお金持ちが特別な才能の持ち主ばかりというわけではなく、お金に対する認識を変えた人が結果としてお金持ちになるのです。
最後に
この本には、ここで紹介したこと以外にも目から鱗の情報が載っています。子供が学校に行きたくないと言ったり、自分はバカだと落ち込んでいたら、一度この本を見せてあげてください。
人生は1度きりだが、内容は人によって様々です。もし、豊かな人生を送りたいのであれば、自分を変える必要があります。他人や社会を変えるよりもずっと簡単に自分は変えられます。
みんなが幸せで実りある人生を送ってほしいと考えています。