パパログ

子育てや仕事に追われながらも、毎日を楽しく過ごしています。そんな子供とパパの成長の記録(ログ)を残す日記ブログです。

子供が遊び場から、スムーズに帰れる方法

ショッピングモールなどで、遊び場がありますが、子供がなかなか帰ってくれなくって、力ずくで連れて帰ったなんて経験ありませんか?「嫌だ、まだ帰らない!もっと遊ぶ!」こうなったら、本当にしんどいですよね。親もイライラしてしまって、どんどん口調が強くなり、声が大きくなってしまいます。

 

 

せっかくの楽しい外出が台無しです。本当は怒りたくないですよね。子供がちゃんとメリハリをもって、言うとおりに遊びを切り上げてくれたら、こんな事にはなりません。

 

すんなり終わるためには、3つのステップが必要です。

 

ステップ1.遊び始めるまえに、時間や条件を決めておく。

ステップ2.終わり時間の5分前に、声をかけて、心の準備をさせる

ステップ3.終わり時間がきても遊びを続けようとする際は、「○○したら、終わりにしようね」と具体的な作業を指定する。

 

ステップ1.遊び始めるまえに、時間や条件を決めておく。

まず大切なのは、遊び始める前に、条件や遊び終わる時間を指定しておくということです。例として、私が娘とする約束をあげてみます。

  • 30分したら帰るからね。帰る時に帰らないってわがまま言わない?約束できる?
  • 晩御飯を食べに帰るから、5時になったら帰るよ。5時になったら、帰るって約束できる?

 

この時に大切なのは、子供がこの話に同意して遊び始めるということです。遊びたいあまりに、ちゃんと聞かずに「うん。うん。」という子供がいますが、その場合にはどんな約束内容なのか?本当にその約束でいいのか?子供に言わせるようにすると認識しやすいようです。

 

「本当にわかった?じゃあ、どんな約束だったか言ってみて。…そうだね、本当に約束守れる?」と言ってあげるとちゃんと子供自身が約束を認識できるうえに、能動的に約束をした形になり、約束を守ってくれやすくなります。

 


ステップ2.終わり時間の5分前に、声をかけて、心の準備をさせる

多くの人があまりされていないでしょうが、約束の時間にいきなり声をかけるのではなく、その5分くらい前に「約束の時間まであと5分だよ。そろそろ、片付ける準備しようか?」などと言って、心の準備をさせておきます。心の準備をさせることが、目的なので片付け始めなかったとしても怒ってはダメです。

 

小さい子供はまだ時計が読めなかったり、時間感覚もよくわかっていません。しかし、約束をして約束を守りたいとは思っています。ただ、感情や欲求のコントロールが未熟なために、すぐに言われても心の整理がつかず、すぐには遊びをやめられないのです。

 

大人でもそうですよね。夢中でゲームをしていて、もう終わりといわれても、「もう少しだけ」と思ってしまいますよね。その状態の時に、約束やぶったねと怒られたらどうですか?逆に、やめる気をそがれませんか?

 

大人だって難しい欲求のコントロールを子供が簡単にできるはずがありません。ですから、約束の時間の少し前に、教えてあげて心を整理する時間をあげるのです。


ステップ3.終わり時間がきても遊びを続けようとする際は、「○○したら、終わりにしようね」と具体的な作業を指定する。

さぁ、約束の時間がきました。約束の時間の5分前にも声をかけたし、大丈夫だろうと「さぁ、時間だよ。終わろうか?」と意気揚々と声をかけたあなた。そこで、まさかのまだ帰りたくないとの答え。でも、怒ってはいけません。あと、一押しが必要です。

 

最後は、子供が取り組んでいる最後の遊びを一緒にしてあげましょう。いわゆる、遊びのきりの良いところまで付き合ってあげるわけです。しかし、時間は時間。早く切り上げるために、親も手伝い完成を早めます。

 

砂場でお城を作っているのであれば、「お城が、完成したら終わりにしようね。」と声をます。おままごとの途中なら、「お料理できて、みんなで食べたら終わりにしようね。」と言ってあげます。

 

ここでのポイントは、具体的に作業を指定して、それが完了したら終わりだと教えてあげることです。これにとり、子供は遊びに区切りをつけることが出来るので、気持ちに整理をつけやすくなります。これもまさに大人も同じですよね。

 

ちゃんと約束を守って終わることが出来たら、いっぱい褒めてあげましょう。それが、次の成功につながります。

 

 

最後に:怒るのを我慢して、褒める回数を増やす方が成功率が上がります。

子供が言うことを聞いてくれないと、どうしても感情的に怒る回数が増えてきます。でも、怒れば怒るほど子供はいうことを聞いてくれなくなってきます。ドツボにはまってしまます。負のスパイラルです。そうなってしまうと、子供も親も本当にしんどいです。

 

いうことを聞いてくれない時に、怒るのを我慢して、その日の子供の行いで偉かったことほめることが出来る事柄を思い出したようにほめてあげてください。もしくは、抱きしめて大好きだよ。愛してるよ。と伝えてください。

 

なぜかわかりませんが、不思議と「遊ぶの終わりにする。」「帰りたいと思ってたの。」と急に状況が好転したりします。

 

どうしようか途方に暮れた時、試してみてください。

 

出来るだけ、怒ることを少なくして、子供もあなたも笑顔で過ごせるようにしていきましょう。

 

 

「イクメン」になろうとして疲弊してく夫たち

最近、イクメンという言葉が社会に浸透して、家事、育児を手伝わない夫が悪のように言われていますね。その為、多くの家庭でイクメンにならなくてはと思って、疲れて鬱になったりという男性がいるようです。

 

必ずしもイクメンにならなくても良い

別に、イクメンになろうとしなくてもいいんです。そもそもイクメンって何?仕事をして、疲れて帰ってきてから家事・育児をすべてこなせばイクメンですか?それとも、休みの日を1日子供の面倒を見ていればイクメンですか?

 

妻や育児に無関心になったら、問題だと思いますが、別に上記の用事を夫がしなければいけないなんてことはないんですよ。

 

大切なのは、子供や妻に関心を持ち続けて、気遣ったり、助け合い、よく話合うことです。

 

自分がしんどいことを相手のせいにしている夫・妻

子育てしながら、仕事や家事をすることは至難のワザです。夫婦ともに手を取り、協力し合っても楽に行えるものではないんです。

 

つまり、子育ては2人で協力しても、もとから楽にこなせるものじゃないってこと。だから、あなたがしんどいからって、相手が楽しているって責めるのはナンセンスです。

また、自分がダメだからこんな現状なんだってせめるんもナンセンス。

 

必要なのは、お互いを認めることと現状を受け入れる(妥協)することです。

 

もとから完璧なんて無理なんです。部屋が、毎日きれいに片付いて、子供が親の言うことをすべて聞いて、妻(夫)が常に思い通りに動いて自分だけが楽をできるなんて、あり得ません。

 

私の周りの家族を見ている限り、みんな頑張っている。

夫は仕事だけでなく、慣れないなりに育児や家事を頑張りイクメンになろうとしている。しかし、その頑張りは今ひとつ妻には認めてもらえていない様子。

妻も妻なりに子育てや家事を頑張っているし、常に子供の成長やわがままには頭を悩ませている。

 

お互いに自分はしんどい状況だと思っているだろう。それはある程度仕方がないと思う。しかし、ここで忘れてはいけないのは、パートナーも同じようにしんどい状況にある。

 

けして、相手だけが楽しているなんて思ってはいけない。もしここで、パートナーは自分よりも楽をしていると思うと、態度や行動、発言に現れてくるだろう。

 

自分がしんどいときに、楽をしていると思われたらどうだろう?あなたの心はより一層疲れてしまうのではないですか?大切な相手、自分の味方でいてほしい人から言われたら、なおさらだろう。そんなことを伝えたところで、状況は悪くなるばかりである。

 

必要なのは、お互いをねぎらい話し合うこと

まず、大切なのは相手をねぎらいましょう。自分がしんどくてもまずは相手をねぎらいます。「お疲れ、今日も大変だったでしょう。よく頑張ったね。」そして、肩や背中でももんであげましょう。愚痴の一つも聞いてあげましょう。

そのあと、あなたも今日の苦労を聞いてもらいましょう。

 

さぁ、ここからが大切です。

ねぎらってから、話し合って現状のしんどい状況を整理しましょう。

大切なのは相手に知ってもらうことです。

子供が言うことを聞いてくれない。部屋を片付けてもすぐに散らかる。近所に、嫌な人がいる。子供の言動にイライラしてしまう。疲れて、自分を責めてしまう。

 

夫婦で協力して改善できること改善したらいいですが、難しいこともあります。その時に妥協も必要です。

 

あきらめたから笑えることもある。

家族の健康に被害が出なかったり、他人に迷惑が掛からない事であれば、諦めてしまうのです。

 

洗濯物が毎日出来なくてもいいじゃないですか、風呂に入らない日が1日あっても大丈夫。洗い物も次の日にまとめてもいいんです。掃除だって、週1回でもいいです。子供が、言うこと聞かないなら、諦めてそばでふて寝してやりましょう。

 

親も人間です。できることの限界があります。子供が怪我なく、家族が笑って過ごせれば、それでいいと思います。

 

最後に、自分を褒めましょう

子育てに悩み、ネットで調べるくらいですから、あなたはきっと良き親であり、夫(妻)なのでしょう。子どもだけでなく、大人も褒められることが大切です。

 

1日の終わりには、今日を頑張った自分を褒めてあげてください。どんな小さなことでもいいので、一つ以上見つけて自分をほめてあげてください。

 

なんでもいいのです。今日は、娘のほっぺにチューをしたとか、風呂に入れてあげたとか、妻の肩をもんだとか、冷蔵庫の残り物を食べたとか。

 

あなたは、家庭に貢献しているかけがえのない人物です。これからも家族を愛してあげてください。

 

 

子育てや仕事、忙しいときほど息抜きが大切

毎日、息をつく間もなく仕事や育児、家事に追われているあなた。

 

そのままじゃ、いつか耐えられなくて、大きな過ちを犯してしまうかもしれませんよ。

私は、常にイライラが付きまとい、子供が可愛く思えなくなることがありました。あのままだったら、事件を起こしてしまっていたかも…

常に緊張状態が続くことにより、知らず知らずに自分を追い込んでしまうことがあります。必要なのは、息抜きです。

 

一日の終わりにご褒美を用意して、息抜きをする。

息抜きをしたいのは、やまやまだが時間がないと思っていませんか?少しの工夫、少しの心がけで、きっと1時間は取れるはず。この1時間があなたの心を軽くしてくれます。ご褒美が待っていると思えば頑張れます。ご褒美を得れば、明日への活力につながります。なんだか、だらだら疲れる生活はやめにしましょう。

 ステップ1.ご褒美を決める

ステップ2.1日にしておかなければいけない事をリストアップ

ステップ3.やることリストを何時までに終わらせるのか予定の時間を決めましょう。

ステップ4.ステップ1~3までが決まったら、あとは一つ一つやることリストをこなしていくのみ。

 

ステップ1.ご褒美を決める

あなたが、1日の終わりにしたいことは何ですか?自分のしたいこと、ご褒美になることを決めましょう。ビールを飲みながら、撮りためたドラマを見るもよし。自身のスキルアップにつながる勉強をするもよし。テレビゲームに集中するもよし。あなたが、楽しいと思えることを考えて、ご褒美を決めましょう。

 

私は、洋画が好きなので、コーラを飲みながら映画鑑賞しています。

 

ステップ2.1日にしておかなければいけない事をリストアップ

これだけはしておかなければ、明日困るというものだけを載せましょう。今日出来たらいいな程度のものは限りがなくなるので、リストに載せません。もし、しておかなければいけないリストが終わった後に時間に合わせてしてみようというものがあればかっこ( )して書くようにしましょう。

 

私の夕方6時以降のリストを紹介します。

例)

  • ご飯を炊く
  • 風呂掃除
  • 子ども寝かしつけ
  • 洗濯物を干す
  • 部屋のかたずけ
  • 保育所の用意
  • 食器洗い
  • (トイレ掃除)

上記のように箇条書きでかまいません。今日寝るまでにしなくてはいけないことを書き出しましょう。

 

ステップ3.やることリストを何時までに終わらせるのか予定の時間を決めましょう。

何時までに終わらせるのかを決めることにより、終わらせた時間から1時間があなたのご褒美タイムになります。例えば、やることリストを終わらせるのを11時としたら、11時から12時までがあなたのご褒美タイムとなります。

 

先に、終わらせる予定の時間を決めることにより、作業中に無駄にだらだらせずにメリハリを持って、取り組むことが出来ます。そして、目標の時間までにやることを終わらせれた時に充実感が得られて、とても自分を褒めたい気持ちになります。

 

もし、予定より遅れて11時30分に終わったとします。そのときは、1時間のご褒美タイムを取らずに、12時までの30分間のご褒美タイムを取ります。

 

もし、予定よりも早く10時30分に終われば、12時までの1時間30分間がご褒美タイムになります。

 

つまり、あなたの頑張りしだいで、ご褒美タイムは変動します。やる気出てきましたか?

ステップ4.ステップ1~3までが決まったら、あとは一つ一つやることリストをこなしていくのみ。

もうあとは、やることリストを終わらせていくだけです。終わった後には、ご褒美が待っています。さぁ、頑張って存分にご褒美タイムを楽しみましょう。

 

 

息抜きは、人生のビタミン

忙しい日々に追われて、息抜きを忘れてしまうと、知らず知らずにイライラとストレスをためこんでしまいます。忙しい中にも意識を変えれば、時間は少し作れるものです。すこしでいいから、自分で楽しむ時間を作ることにより、日々の生活が豊かになり、満足感も得られます。

 

毎日なんのために、頑張るのか?それは、1日の終わりにご褒美が待っているからです。

では、より良い1日をお送りください。

 

 

 

自分が親として未熟と感じた瞬間

私が親として完璧ではないし、未熟であることは普段からよくわかっています。しかし、不意に子供の涙で思い知らせれることがあります。

 

3歳になり、娘を保育所に行かせようと、保育所に健康診断に行ったり、一通りの流れが終わったある夜。

 

妻に叱られて、泣くのをこらえながら娘が言った一言です。

「もう、パパやママに会えなくなっちゃうの?ずっと、一緒にいたかったのに。生まれてきてくれて、嬉しいっていってくれてたのに…。」

 

妻も私も思わぬ反応に戸惑いました。一体、何があったの?

 

娘に話を聞くと、今度から保育所で生活することになって、もう親には会えなくなってしまうと思っていたらしいのです。まったく、そんな素振りはなかったのに。つい、この前まで、早く保育所行きたいねと言っていたのに。

 

保育所に行ったら、もう会えなくなるから、本当はいきたくなかったの」と、とうとう泣き出してしまう娘。とにかく、抱きしめながら、「大丈夫だよ、パパもママもずっと一緒だよ。あえなくなるなんて、パパもママも嫌だからね。」「保育所は、泊るところじゃないよ。毎日、おうちに帰って、一緒に寝ようね。」と伝えながら、私も涙がこぼれてきました。

 

娘が、こんな気持ちでいるとは知らなかった私と妻は、たった3歳の女の子にこんな悲しい気持ちを味あわせてしまったことを、反省しました。

 

大人は、保育所は一時的に保育してくれるところだとわかっているが、幼い娘にはそれが理解できておらず、そんな不安な気持ちでいた事とそれを親に見せまいと元気にふるまっていたのだと知りました。

 

大人が当たり前に思っていることも、ちゃんと子供に説明してあげないと知らず知らずに不安な気持ちにさせているかもしれません。

これからは、今まで以上に愛していることを伝えて、ずっと一緒だよと伝え続けていきたいと思います。

3歳のイヤイヤ娘の対処法

3歳になるとイヤイヤ期といわれますが、本当に面白いくらい親の言うことに反対してきます。でも、意外と優しくて思いやりのある一面もありませんか?

 

私が、尾木ママの本から学んでいることは以前にもかみましたが、今回も尾木ママより学んだことです。

 

叱らずにまずほめる

最近、子供さんを褒めていますか?ほめているとしても、本当に足りていると思っていますか?

 

ほめることにより、イヤイヤになる前に防ぐことが出来ます。例えば、いつもトイレに行きたくなったら、トイレと言ってくれるのに、布パンツにおもらししてしまった時、怒ってませんか?

 

まずは、ほめます。その出来事の99%子供が悪かったとしても、残りの1%を褒めてあげてください。そして、そのあとで注意を付け加えてあげてください。

 

わたしならこうです。「うんち、出てしまったの?そっか、うんち出てよかったね。昨日も出てないから心配してたのよ。うんち出てくれてパパうれしいよ。」「でも、トイレで出来たら、もっとよかったね。今度は、トイレで頑張ろうね。」と昨日娘に言いました。

 

すると、「パパ、うんち出てうれしかったの?わかった、今度はトイレで頑張る。」と言ってくれました。付け足しますと、最近はトイレでうんちをしてくれなくて、しかも汚れたパンツを替えさせてくれなかったり、出ていることを認めないことがありました。

 

理由としては、私がすっかりほめるということを忘れていて、娘を叱ってばかりいたことが原因ではないかと今は、思っています。

 

また、晩御飯を食べないと言い出して、すねだしたと時に、「今日は豆腐を買ってきてくれて、ありがとうね。とっても助かったよ。〇〇はとっても賢いね。ありがとう。」とほめすぎるくらい、ほめちぎります。横で診ている妻が、やりすぎと笑い出すくらいにほめました。

 

でも、そうしたら「足が痛いから、抱っこでご飯行きたかったの。」と訳は分からん子供なりの言い訳を言ってきます。この時に、すでに行きたがっているなというのがわかったので、すかさず2択を提案します。

 

「大丈夫、パパが抱っこしていこうか?それとも、自分で歩ける?」この際、テーブルに向かう手段なんか、何でもいいんです。子供が、自らご飯に行くことを選択して、意欲を持って食べてくれたらいいんです

 

この時は「抱っこで行きたい。」と希望して、抱っこでテーブルまでの1mを移動しました。この時には、機嫌が直っており、キャッキャッと笑っていました。

 

もしこの時、私がご飯のテーブルに向かわない娘をただ叱っていたら、こんなに機嫌よくご飯が行えたでしょうか?イヤイヤ期のお子様を持つ親御さんなら、泣きじゃくる子供を前に進まない食事風景が目に浮かぶことでしょう。そして、それは親にとってもさらなるストレスとなります。

 

私が、行っているのをただ甘やかしているだけという人もいるでしょう。しかし、先にほめることによって、かなりの確率ですんなりということを聞いてくれます。

 

まだまだ、私も常にそれが出来るような気の長い人間ではありませんが、イヤイヤ期に行き詰っていると感じるなら、試してみてもいいのではないでしょうか?

 

おまけ事例

弟に全然お菓子やおもちゃを分けてくれないことが多いです。少しでも、弟が取りに行こうものなら、「イヤー!だめー!」とヒステリックに大声を上げる娘。「分けてあげなさい。二人でわけるのよ。」と言っても「いや!絶対に分けない。」と意地になってわけてくれないという流れが定番になっていました。

 

そこを、先に「おねいちゃんのお菓子だから、取りに行ってはダメだよ。おねいちゃん困っちゃうよ。」と先に娘を擁護するように言うと「いいのよ。はい、あげる。」とくれるのです。そこで、すかさず娘を褒めます。「弟にもお菓子を分けて偉いね。」「独り占めしないことが賢いね。」すると、とっても嬉しそう

 

この流れが気に入ったのか、何回も繰り返していました。弟もお菓子が何度ももらえて上機嫌でした。イヤイヤ期の娘が意外に優しく、本当にあまのじゃくだなと笑える出来事でした。

 

子供はみんな天才

前回にひき続き、書籍から学んだことをお伝えしたいと思います。

今回は、今読んでいる『金持ち父さんの子供はみんな天才』という本です。

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この本では、子供たちがこれからの世の中で経済的に不自由せずに、自身の才能を発揮して、豊かな人生を送るために、親に何ができるのかということが書かれています。

 

この本と出合ったのは、子供に紙芝居を読み聞かせするために、図書館に行った際に、何気なく立ち寄った教育関連の本棚にありました。手に取り読み始めたら、非常に興味深く、子供に幸せになってほしいと願う親がすべきことが、具体的に書かれています。さらにその理由も書かれており、教育だけにとどまらず親自身の勉強にもなります。

 

そんな素晴らしい書籍から学んだ子育てに大事な3つの事をお伝えします。

 

1.子供はみんな天才

2.子供の才能は親が守る

3.『お金』の考え方を変える

 

1.子供はみんな天才

本のタイトルにもある通り、子供はみんな天才が基本的な考え方です。

しかし、天才といっても色々な才能がありますよね。文章を書いたり、絵をかいたり、人の気持ちを察したり、走るのが早かったりと多種多様です。子供が持っている才能は、1つではないし、必ずしも学校の勉強やテストで測れるものだけではありません。

 

しかし、現在の日本の教育課程では、小学校入学とともに算数や国語、理科、社会、英語などのテスト結果のみを重視します。そして、中学、高校、大学と受験があり、今あげた科目で優秀な成績を取れる子供は称賛されますが、それ以外の大多数の子供は、平凡、普通と格付けされるでしょう。

 

しかし、あくまでそれは学校の勉強科目で点数が取れなかっただけです。それ以外で、驚異的な才能を発揮するかもしれません。

 

そのような可能性を秘めているのに、教育課程で子供たちは学ぶのです。「自分は天才ではない」「自分は将来成功できない。」「自分には大した才能がない。」と。また、親も同様の事を子供に対して思ってしまうのです。

 

たった一つの評価基準のみで、子供の多様な才能を評価しようとして、子供や親に誤った認識をさせてしまう。これは本当にもったいない。しかし、これが現状です。

 

幼児期には、子供本来が持つ学習能力や好奇心、挑戦心といったものすごい才能をどの親も目の当たりにしているはずです。私の子供も寝返りも出来なかったような状態からわずか10か月で歩き出し、言葉もどこで覚えたのか勝手に話出すようになりました。

 

今も文字を書きたい、絵を描きたい、お外で遊びたい、自転車乗ってみよ、なぜ夜は真っ暗なの?、違う!しまじろうは赤ちゃんを可愛いって言ってるの等、凄まじい好奇心や想像力、学習意欲を発揮しています。

 

私は、子供のこの才能がつぶされないように守りたいと強く思っています。そして、あなたも子供の才能を守ってあげたいはずです。


2.子供の才能は親が守る

そして、子供の才能を守れるのは、親しかいません。逆に言えば、親は子供の才能を簡単につぶしてしまう可能性があるとも言えます。

 

子供は成長の過程で、必ずつまずくことがありますそして自分自身を疑うのです。「自分にはできないんじゃないのか」「自分は人よりも劣っているのではないか」と。そんな時、子供になんて言葉をかけますか?

 

 

そんな時に、親がしなければいけない事は「私はお前が才能があると信じている」「お前は、誰にも負けない才能を持っている」「みんな違う才能を持っているだけで、決して誰かに劣っているわけではない。」と教えてあげることです。

 

そして、親は常に自分の子どもは天才だと信じて、子供の才能を見つける手伝いをしてあげることです。子供は、自分が興味を持ったことで才能を発揮することが多いとこの本で書かれています。

 

あなたの子どもは、何に興味がありますか。もしかしたら、将来にその分野ですごい才能を発揮するかもしれませんよ。すべての子供が自分の才能を発揮出来たら、素晴らしい世の中になることでしょう。

 

3.『お金』の考え方を変える

・あなたは、何のために働いていますか?

・今持っているお金では買えない値段のものをどうやって買いますか?

この2つの問いにこの本は答えてくれます。

 

まず、お金持ちになれない人の回答をあげてみます。今までの私です。

・私は、生活するお金を得るために働いています。たくさんの給料が欲しいです。

・働いたお金を貯めて買います。しかし、給料が多くないので、あまりにも高額なものは一生かかってもかえないと思います。

 

私と同じように考えている人は多いと思います。しかし、お金持ちになる人はそもそも考え方が違います。

 

お金持ちになる人の考えがこちらです。

・私は、資産を築くために働いています。資産を築くのが目的なので、給料が少なくてもかまいません。

・欲しいもの買うために、どうやったらお金が得られるかを考えます。買えないなんて思いません。不動産や株式など、どの人にもお金を得る方法はいくらでもあります。あとは、挑戦するかしないかです。

 

この違いが、わかりますか?

お金がないという人はお金を稼ぐために働き、お金持ちは資産を得るために働きます。

その為、給料だけ見れば、経営者などのお金持ちのほうが事業を起こしてすぐなどは従業員よりもうんと低い給料で働いていたりします。

 

そして、欲しいものが高額で買えない時に、お金がないという人は、「自分には買えない」「一生、縁がないもの」として考えることを放棄します。しかし、お金持ちになる人は、どうすればそれを得られるかと考えるのです。

 

そうすることにより、脳は柔軟に活発に働きます。そして、結果としてほしいものを得られる方法を考えつくのです。それには、時間も努力も必要でしょうが、最終には目的を達成します。

 

考える人と考えるのをあきらめた人の差です。なにもお金持ちが特別な才能の持ち主ばかりというわけではなく、お金に対する認識を変えた人が結果としてお金持ちになるのです。

 

最後に

この本には、ここで紹介したこと以外にも目から鱗の情報が載っています。子供が学校に行きたくないと言ったり、自分はバカだと落ち込んでいたら、一度この本を見せてあげてください。

 

人生は1度きりだが、内容は人によって様々です。もし、豊かな人生を送りたいのであれば、自分を変える必要があります。他人や社会を変えるよりもずっと簡単に自分は変えられます。

 

みんなが幸せで実りある人生を送ってほしいと考えています。 

 

子供を”愛しく”感じるためにすること

ついこの間、娘とケンカしたお話をしましたが、子供がどうしても嫌でたまらなくなる時があります。

 

原因は、私の未熟さにあると思っていますが、そんな時は何よりも子供を愛しい、可愛いという気持ちを思い出すことが1番大切です。しかし、いつの間にやら忘れていた初心を思い出すのはとても大変です。

 

そんな時、私はいつも『尾木ママの叱らない子育て論』という本を読んでいます。この本は、私が子供が生まれるときに勉強のために買った本です。初めて読んだときは、尾木ママの考えたに感動して泣いてしまいました。

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それから、子育てで壁にぶつかるたびに読み直しています。読むたびに、「あっ、最近これしていない。」「忘れていた。」と思うことがあり、初心を思い出させてくれます。

 

この本は、私の子育てのバイブルとなっているわけですが、今回6回目の読み返しをして思ったことを3つだけ書きます。私個人の感想ですので、必ずしも著者がそう考えているかということではありません。

 

その1、言うことを聞いてくれない時こそ理由を真剣に考える

最近では特に、子供が言うことを聞いてくれないときに、子供に原因があるのではなく、自分が子供に甘えていないか、子供の自発性をつぶしそうになっていないか考えるように気を付けています。

 

素直に聞いてくれない時、尾木ママの本で学んだ魔法の言葉「どうしたの?」と聞いてみると、驚くような答えが返ってくることが多いです。例えば、「パパに嫌われたかと思って、仲直りしたかったの。」や「〇〇(弟の名前)にお菓子をあげようと思ったの」「みんなで一緒にご飯食べたかったの」などです。

 

怒っている場面の前に、なにかしらその行動をした理由があったり、誰かを思いやっての行動だったりします。しかし、親からするとその怒っている場面だけではわかり得ない事です。子供に理由を尋ねて、納得できることがあります。

 

厄介なのは、何日も前に親が言ったことを覚えていて、良かれと思ってしてくれている時もあります。本当に、子供は親を見ているし、記憶力も天才的です。

 

子供の考えを聞かずに、ただ叱る。注意する。では、子供も納得できるわけありませんよね。私たちだって理由も聞かずに、一方的に怒られたら、嫌な気持ちにしかならず。何もしないでおこうと、自発性を失ってしまいますよね。

 

これを、多くの親が知らず知らずにやってしまっていることは、本当に怖いことです。そして、自分はしつけをしていると思い込んでいるのですから。

 

その2、子供を愛することが何よりの教育

当たり前のことと思われるかもしれませんが、これが意外と難しい。親とて人間、完璧ではありません。気分が落ち込むこともありますし、誰とも話したくない時だってあります。

 

しかし、育児に休みはありません。なので、どんなにしんどい時でも必要なことはしなければいけません。ですので、自身をコントロールして、そんな日も何とか乗り切ることが大切になってきます。

 

乗り切るというのは、いつも通りにするということではなく。今日は、無理。いつもと違うと言っていいと思います。しかし、子供に向けて絶対に言ってはいけない言葉はあると思います。

 

どんなに、苦しいときも辛い時も子供を産んだことを否定してはいけないし、存在を否定してはいけないし、バカにしてはいけないと思います。

 

私は、子供たちと出会えたことが幸せだし、子供たちを愛している・認めている、子供を素晴らしいと思っているということを子供に伝え続けなくてはいけない。というより、それが子供にしてやれる教育と考えています。

 

常に実践し続けるのは、意外と大変です。自分の良くない気持ちが抑えられなくなってきたら、この本を読みます。それが、私のセルフコントロール術で、読むと気持ちが軽くなり、素直になれて、子供たちをとても愛しく、今すぐに抱きしめたい気持ちになります。

 

そんな、方法を持つことが大事です。

 

その3、子供は親に愛されたいだけ。

この本を読んで以来、すっかり尾木ママのファンになりましたが、尾木ママの素晴らしいところは、常に子供の気持ちを考えているところです。

 

けっして、親だから正しい。偉いなんてことはなくて、逆にいうと親だから〇〇しなきゃと構える必要なんてないんです。子供と楽しく暮らしていけばいいのだと思わせてくれました。

 

そして、子供はみんなパパやママが大好きだということ。子供の目線というのは、「パパ(ママ)と一緒に遊びたいな。」「これをしたら、パパ(ママ)が喜んでくれる」という風に、ただただ親に愛されたいだけなんです。

 

だから、口で憎まれ口をたたいていようとも、本当は抱きしめてもらいたくて愛されたくて、どうしていいかわからなくなっているだけなんです。そんな時は、ただただ、愛してあげればいいんです。

 

どんな状況であれ、子供が欲しているのや物やお金じゃなく、親の愛なんだと常に肝に銘じています。

 

 

最後に

よく子供が1歳で、親も親として1歳なんていう風に言われますが、子供の成長はとても速いです。子供の成長についていけるように、親も勉強する必要があると思います。幸いにも、今は教育関連の本や情報が世にはあふれています。

 

どれが正しいというわけではないですが、なんとなくで出来るほど子育てって簡単じゃないです。日々、子供を観察するのが大事ですが、本やネットで知識を得たり、一人の人間として知見を広げることは、きっと子育てに役立つはずです。

 

私たち親も、子供に負けないくらい親の勉強が必要なんではないでしょうか?