子育てのイライラした感情を抑える方法
「このままじゃ、いつか子供を虐待してしまう!!」って追い詰められているあなた。それ、心の危険信号です。
子育てをしていると、本当にどうしようもなく腹が立つことがあります。あとから、冷静になればそこまで怒ることでもないのに、いう事を聞いてくれない我慢ができなくなることがありました。
「なんで言うことを聞いてくれないんだ!こんなのが続いたら、いつか子供に手を挙げてしまいそうだ!」「子供を感情のままに怒ってしまった。ひどいことを言ってしまった。自分のしたことは虐待ではないのか?」と怖くなることないですか?
あなたの心が疲れているのです。感情のコントロールとともに心身を休める必要があります。
イライラを抑える感情コントロール術
- 深呼吸をする。
- 睡眠をとる。
- 客観的に自分の感情を分析する。
- 面白い回答をして、ユーモアで対抗する。
- 子供が小さかった頃の写真を見る。
- 食生活や運動習慣を見直す。
1.深呼吸をする。
これはとても、即効性がありますのでおすすめです。ただ、呼吸を整えると落ち着くだけではありません。深呼吸(腹式呼吸)をすることによって、医学的にリラックス(副交感神経を優位にすること)が出来ます。
子育ては、危険やしなければいけない事で、親は常に気を張っています。興奮状態(交感神経優位な状態)が毎日長い時間続くとわけもなくイライラしたような状態になります。それを解決するには、リラックス(副交感神経を優位に)することです。
深呼吸(腹式呼吸)をすると、副交感神経が優位に働き、自律神経を整えることが出来ます。簡単な方法ですけど、バカにできません。ゆっくりと、深呼吸をして心を落ち着見てください。すこし、冷静になることが出来ます。
2.睡眠をとる。
これも先ほどと同様に、副交感神経を優位にすることに繋がり、医学的なリラックス効果があります。また、体や脳を休めることもできるので、良いです。夜はしっかりと睡眠をとることが大切です。
特に、9時から12時までが、睡眠のゴールデンタイムと言われ、休息効果がとても高いです。昼寝をとる際は、長すぎないように15分から30分くらいが良いです。また、昼食後の昼寝が、健康に良いといわれています。さらに、睡眠の前に牛乳を飲むことで、睡眠の質を高めることが出来ます。
3.客観的に自分の感情を分析する。
イライラがピークに達したときこそ、自分を客観的に見ることが大切です。客観的にとらえないと、感情のままに怒ることとなります。そして、それはしつけでもなんでもありません。あなたの自己満足なうさばらしとなります。
子供を正しく叱るには、現状の整理と感情を落ち着かせる必要があります。客観的に自己分析をすることにより、この2つが同時にできます。
客観的といっても難しくはありません。ただ、自分はどんな気持ちなのか?また、なぜそんな気持ちになっているのかを考えるだけでよいのです。自分の感情を認めることと、理由を考えることにより、客観的にとらえることが出来ます。
例えば、朝の保育所の支度がすすまず、遅刻しそうでイライラしています。
Q1.自分はどんな気持ちか?
A1.追い詰められたように、すごくイライラしている。
Q2.どうしてそんな気持ちになるのか?
Q2.遅刻しそうで焦っている。しかし、子供が言うことを聞いてくれず困っている。焦る気持ちと思うように準備が進まないことにイライラしている。
自分の気持ちや考えを整理してから、子供に伝えると、怒りに任せて怒鳴るよりも子供に伝わりやすくなります。
4.面白い回答をして、ユーモアで対抗する。
これは、私はかなり実践しています。子供が、2~3歳になるとなんでも「なんで?なんで?」と聞いてくるのです。これにはかなりまいりました。わかっているであろうことでも「なんで?」と聞いてくるので、ついついイライラしてしまいがちでした。そんな時は、おもしろかしく答えてやるのです。
(例1)
ご飯たくさん食べてね。「なんで?」ときたら、「おまえを太らせて食べちゃうためだぞー。」
(例2)
夜だから、電気消すよ。「なんで?」ときたら、「夜中は、小人さんが靴を縫ってくれたり、食器洗ってくれるから、電気消しとかないと来てくれないんだよ。」
その時に、娘が好きだったお話やおもちゃなどに例えて、いろいろなことを言ってきました。けっこう、適当なことも言ったりしましたが、おもしろおかしく答えることによって、なんで?の連続攻撃になんとか耐えることが出来ました。
5.子供が小さかった頃の写真を見る。
子供が、小さかった頃の写真を見ると、愛しい気持ちが大きくなります。「あの頃可愛かったな。」「こんなに大きくなったのか」などと、怒りで忘れていた子供をかわいがる気持ちを思い出すことが出来ます。
すると、些細なことなら許せるようになり、けっかイライラを抑える効果があります。私のおすすめは1歳のころの写真です。1歳のころは、歩き出したり、パパ・ママと言い出したり、とにかく可愛い時期です。そして、生意気なことを言ったりしません。
是非、あなたの子供のベストショットを見て、あの頃の愛しい日々を思い出してみてください。子供に、少し優しくなれますよ。
6.食生活や運動習慣を見直す。
イライラの原因として、あなた自身の健康が良くない場合があります。日々、子供にばかり気を使い、あなた自身の健康がおろそかになっていませか?体調がよくないと、ついイライラしたりしてしまいます。
食生活や運動習慣を見直して、あなたの健康も大切にしましょう。子供たちの親の変わりはいません。かけがのないあなたの体を大事にしましょう。
最後に
いかがでしたか?すぐに実践できるものばかりですので、お試しください。イライラしない子育て。理想かもしれませんけど、目指さないと実現はできませんよね。私も、常に楽しむをモットーに子育てを頑張っていきます。